当機構にて、2021年度にコーチ道の代表理事である松場俊夫氏のご協力のもと「コーチング研修会」をトライアル実施し、2022年度には当機構で実施している「指導者プロジェクト」としてコーチング研修会を開催したところ、受講者の皆様から大変ご好評いただいたため、今年度も開催する運びとなりました。
本研修会では、研修への参加に加え、指導現場での実践、事後課題にも積極的に取り組んでいただき、競技力だけでなく、人間力も獲得できるような選手を育成するコーチングスキルを身に付ける研修会にしたいと考えております。また、競技の幅を拡げ、コースを基礎と応用に分けることにより、これまでの受講生も含めてより多くの指導者が競技を越えて交わり、つながり、成長する場として、指導者ネットワークを構築・拡大することを目指します。
※この事業は競技強化支援助成金を受けておこなっております。
※本研修会は、(公財)日本スポーツ協会公認スポーツ指導者更新研修の対象です(詳細は11を参照)。
一般社団法人日本トップリーグ連携機構(JTL)
ECHO株式会社
NPO法人コーチ道
[基礎コース/1回1.5h×7回]
隔週月曜日、いずれも20:00~21:30
第3期:6/26(月)、7/10(月)、7/24(月)、8/7(月)、8/21(月)、9/4(月)、9/18(月)
第4期:11/27(月)、12/11(月)、12/25(月)、1/8(月)、1/22(月)、2/5(月)、2/19(月)
今年度より、基礎コースからさらにスキルアップを目指す「応用コース」を実施いたします。
※「応用コース」は、基礎コースを修了した方を対象に募集を行います。
[応用コース/1回2h×5回]
隔週月曜日、いずれも20:00~22:00
第1期:9/25(月)、10/9(月)、10/23(月)、11/6(月)、11/20(月)
すべてオンライン研修会といたします。URL等のご案内は後日参加者にご連絡いたします。
※受講者は申込のある本人のみとし、代理不可といたします。
※講義の録音・録画は不可といたします。
各回18名(最低催行人数6名)
※申込者多数の場合には、抽選とさせていただきます。
当機構加盟9競技12リーグ加盟チーム所属の指導者の方
・基礎コース 21,000円(全7回)
・応用コース 15,000円(全5回)
当機構非加盟競技の指導者の方
・基礎コース 35,000円(全7回)
・応用コース 25,000円(全5回)
現在、指導者の方を対象といたします。指導カテゴリーは問いません。
基礎コース第3期 募集期間:5月25日(木)~6月11日(日)23:59
以下の募集フォームよりご応募下さい。
https://forms.gle/bBLUJgh3HbPaUZM46
※ご案内のお申し込みは、基礎コース第3期の募集となります。
※基礎コース第4期は、再度ご案内の上で募集を行います。
※応用コース第1期は、基礎コースを修了した方を対象に募集を行います。
※受講確定後、事務局よりご連絡致します。
この研修の参加により、公益財団法人日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の更新研修を修了したことになります。ただし、次の資格については、更新研修の実績にはなりません。
[水泳、サッカー、テニス、バスケットボール、バドミントン、剣道、空手道、バウンドテニス、エアロビック(コーチ4のみ)、チアリーディング(コーチ3のみ)、スクーバ・ダイビング、プロゴルフ、プロテニス、プロスキー、オリエンテーリング、スポーツドクター、スポーツデンティスト、アスレティックトレーナー、スポーツ栄養士、クラブマネジャー](2023年4月1日現在)
※公認スポーツ指導者資格の更新研修の詳細は公益財団法人日本スポーツ協会のホームページにてご確認ください。
※指導者マイページへの受講実績の反映は、平均2カ月後となります。
更新研修の実績の取り扱いについて、下記を条件に対応させていただきます。
・参加コースで実施する回のすべてを受講する(基礎コース:1.5h×7コマ/応用コース:2h×5コマ)
・10分以上の遅刻及び途中退出が確認された場合、更新研修の実績として認めない
一般社団法人日本トップリーグ連携機構
指導者プロジェクト 担当:野口(本事業運営委託先:ECHO株式会社)
E-mail:noguchi@echo-casting.jp
1. 講師プロフィール
松場 俊夫(まつば としお)NPO法人コーチ道 代表理事
【主な研修実績】
・日本オリンピック委員会
ナショナルコーチアカデミー、キャリアアカデミー、エリートアカデミー
・日本トップリーグ連携機構
Bリーグ、Vリーグ、JDリーグ、アイスホッケーアジアリーグ、ハンドボールリーグ
【資格】
MBTI認定ユーザー/CRRグローバル認定 組織と関係性のためのシステムコーチ
ポジティブ心理学プラクティショナー/認定レジリエンス・トレーニング講師
2. プログラムの目的
競技力だけでなく、人間力も獲得できるような選手を育成する
3. プログラムのゴール、スケジュール
[基礎コース/1回1.5h×7回]
コーチングの考え方やスキルなどの基礎を学び、コーチとしての軸を明確にする
◆コーチングの考え方や関係性の重要性を理解し、選手に対してコーチングスキル(質問・傾聴・承認・フィードバック・観察)を実践している
◆コーチとしての軸や哲学が明確になっている
◆コーチングの演習を通じて、他競技/他チームのコーチとの関係性を醸成する
<スケジュール>
[1] コーチングの全体像・考え方
[2] コーチングの関係性
[3] コーチングの技術(傾聴、承認)
[4] コーチングの技術(質問)
[5] コーチングの技術(質問、観察)
[6] コーチングの技術(FB)
[7] 総合演習(傾聴、承認、質問、観察、FB)
※各講義後、事後課題がございます。
4. 過去の受講生の声
研修会で学んだことは?
・コーチングのスキルを知ることで自分に”余裕”が生まれるようになりました。
・相手の思っている答えを出させてあげること、レールに乗せてあげて、相手の背中をやさしく押してあげるということを教えてもらった。
・人間関係の構築、選手の声にもっと耳をかたむける傾聴の必要性を感じました。
・コーチは教えて目標を達成させる事が仕事と思っていたけれど、そうではなく選手の可能性を引き出す事が本当にその選手のためになるとこの研修を通して考え方が変わった。
・研修会に参加し、選手たちの考えをもっと知りたい、何を考えているのか聞きたいと思いました。
・他のスポーツとの交流で自分たちの環境や課題などを知ることができ、良い学びになりました。
・コーチングの難しさを痛感しましたが、自分自身のコーチング像(方向性)をイメージすることができました。
・コーチ兼任で選手よりの立場での参加でしたが、今後コーチ専任になったら学んだ事をやっていきたいという事ばかりでした。
どんな人に受講してほしい? どのように現場の指導に役立ちそう?
・指導者になって1年2年くらいの若手、新人の指導者。
・最初にこの気付きを得られればすごく伸びると思うし、クラブの財産になる。
・どう教えていったらいいか迷っている人はもちろん「コーチングとはこれだ」ということがない人も受講してほしい。
・指導者だったら誰しもコーチングについて悩むことがあると思う。そういう時に大事なことは、スキルを持っていて、自分のコーチング哲学や軸が定まっているかどうか。そういう意味でも、どんなに自信を持っていても受けてほしいし、自信のない方はなおさら受けてほしい。
・スポーツでの指導もそうですが、会社での指導にも、人生そのものに役立つものだと思います。
実施の様子(JTLホームページより)